しみについて

しみについて

シミについて

しみにもいろんな種類があります。また、一種類ではなく複数のしみができていることもあります。
したがってまずどのようなしみなのか見極めることが大切です。それに合わせて治療法を組み合わせていく必要があります。
肝斑(かんぱん)は、飲み薬や美白用の塗り薬で薄くなります。また、炎症を起こした後の色素沈着のようなしみは、生活習慣を変えることで薄くなることもあります。
年齢とともに増えるしみにはアレックスレーザーが有効なことも多いです。しみの大きさによってショット数が異なります。また盛り上がっているしみは、炭酸ガスレーザーで取ることができます。
診察では、実際にはしみというより、くすみのようになっているケースが散見されます。この場合はイオン導入や、軟膏、内服薬などで治療することで薄くできます。
いろんなタイプのしみが混ざっている場合は、先にレーザーで取ってから、イオン導入で色素沈着をきれいにするなど、状態によって治療の順序を決めています。

シミについて

しみにもいろんな種類があります。また、一種類ではなく複数の種類のしみが混在していることもあります。
したがって、治療を始める前にまずどのような種類のしみなのかを見極めることが大切です。その種類に合わせて治療法を組み合わせていく必要があります。

・老人性色素斑(日光性色素斑)
一般的にしみと呼ばれるのがこの老人性色素斑です。紫外線による影響、加齢によるターンオーバーの低下などが原因で、表皮内にメラニンが沈着している状態です。

・雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆるそばかすのことです。幼少期・成人前の方にも現れることのあるメラニン沈着です。

・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
20代前後から現れることの多い、茶色の色素斑です。顔の両側に生じることがあります。
真皮内でメラニンが増加している状態です。

・肝斑
両頬、額、鼻の下などに現れる薄茶色の色素斑で、左右対称に同じ形、同じ大きさで現れることが特徴です。ただし、左右対称にできているからといって肝斑だと断定することはできず、肝斑の診断には医師の診察が必要です。
また、一般的なシミの場合は輪郭がはっきりしているのに対し、肝斑の場合は境界が不明瞭であることも多いです。紫外線による影響、摩擦による慢性炎症などが原因となっていることが多いです。ホルモンバランス、喫煙なども関与しているとされています。
表皮基底層でのメラノサイトの活性化、メラニンの増加が起こっている状態です。


以上が代表的なしみの種類(一部抜粋)です。
また、診察してみると、しみというよりくすみのようになっているケースも散見されます。この場合はイオン導入や、軟膏、内服薬などで治療することで色を薄くできる可能性がございます。
いろんなタイプのしみが混ざっている場合は、先にレーザーで取ってから、イオン導入で色素沈着をきれいにするなど、状態によって治療の順序を決めています。
ただし、肝斑の治療に関してはレーザーの照射により肝斑が悪化する可能性があることから、当院では肝斑の患者様へはレーザーによる治療は行わず内服薬を処方しております。神田鈴木皮膚科では、皮膚科専門医による診察を行い患者様にとって最適な治療をご提案しています。ご自身のシミの種類についてお知りになりたい方は是非一度当院にご相談ください。

男性のしみ

男性のシミ

当院には場所柄、40代以降の男性が、「娘に言われた」「人前に出るとき気になる」としみやしわの治療によくご相談に来られます。顔にできたしみやいぼも、治療によって目立たなくなるので、とても喜んでいただいております。

男性のシミ

実は、歳を重ねるにつれてシミを気にする男性は非常に多くいらっしゃいます。
若い頃はテカリ・ニキビ・毛穴のトラブルが目立ちますが、加齢の影響が出始める年齢になるとシミの問題が浮上してきます。しみがあると、実年齢よりも老けた印象を与えてしまうこともあります。
また、男性のしみは女性のしみより色が濃く、肌の奥に根付いている場合が多く見られます。
その原因として、
・紫外線対策不足
・保湿ケア不足
・ゴシゴシと強い洗顔やヒゲ剃りなどによる肌への刺激
があります。女性と比べると日焼け止めなどを塗ったり、保湿ケアをしたりする習慣が少ない男性が多く、加えて肌へ刺激を加える場面が多いため、濃く深いしみになってしまう傾向にあるといえます。
当院には場所柄、ビジネスシーンで活躍されている男性の患者様がしみやいぼの治療によくご相談に来られます。顔にできたしみやいぼも、治療によって目立たなくなるので、とても喜んでいただいております。

しみの治療について

Nordlysについて
Nordlysは、次世代型IPL(=Intense Pulsed Light)とも呼ばれるIPL光治療器で、光を肌に照射することで、しみ・そばかすの原因であるメラニン色素にダメージを与え、改善が期待できます。また、異なる波長を使い分けることでくすみや顔の赤みなどにもアプローチが可能です。さらにコラーゲンを作り出す線維芽細胞の働きを活性化させるため、内側からキメの整ったハリのある素肌に導きます。
次世代型IPL光治療器Nordlysについて詳しくはこちら

Qスイッチルビーレーザーについて

◆Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチルビーレーザーとは、正常な皮膚や血管にはダメージを与えず、メラニンなどの黒い色素のみに反応・吸収されやすい性質のレーザーです。このレーザーを強いエネルギーで瞬間的に患部へ照射することで、しみやそばかす、生まれつきのあざなどの原因となっている色素細胞のみを破壊します。
しみなどの原因である色素細胞のみを破壊するので、傷あとを残す心配がほとんどないのが大きなメリットです。

◆Qスイッチルビーレーザーはこのような方におすすめしております

・しみやそばかすが気になる方
・肌のくすみが気になる方
・生まれつきのあざが気になる方
※太田母斑(青アザ)、扁平母斑(茶アザ)、異所性蒙古斑(青アザ)、外傷性異物刺入(ケガによる刺青)に対するQスイッチルビーレーザーの施術は保険診療となります。

◆施術の流れ

(1)診察・カウンセリング
施術の前に、お肌の状態や患者さんのお悩みを詳しく確認し、治療方法のご提案をいたします。

(2)洗顔
お化粧を落とし、洗顔をしていただきます。
※クレンジング剤・洗顔料はご用意しておりますが、施術後のメイクは患者様ご自身でご持参いただく形となります。あらかじめご了承くださいませ。

(3)施術(レーザー照射)
患部へレーザーを照射します。輪ゴムでパチンとはじかれたような痛みが生じる場合がございます。痛みの感じ方には個人差がありますが、もし痛みが強いようでしたら、我慢せずに医師へお伝えください。
麻酔のテープやクリームをご使用いただき、痛みを感じにくくすることが可能です。

(4)アフターフォロー
照射部位へ軟膏を塗布し、患部を保護します。

◆施術後の注意点

Qスイッチルビーレーザーの照射時には、輪ゴムでパチンとはじかれたような痛みが生じる場合がございます。痛みの感じ方には個人差がありますが、麻酔のテープやクリームをご使用いただき、痛みを感じにくくすることが可能です。お気軽に医師へご相談ください。

・Qスイッチルビーレーザーの照射後は、照射部位にかさぶたができます。このかさぶたを無理にはがしてしまうと色素沈着の原因となりますので、自然にはがれるのをお待ちください。

・Qスイッチルビーレーザーの照射後は、肌が敏感になり、紫外線の影響を受けやすい状態となります。色素沈着をふせぐためにも、施術後は充分に日焼け対策を行ってください。

◆副作用、リスク

赤み 数時間~1日ほどで治まることがほとんどです。
色素沈着 一過性の色素沈着がほとんどですが、まれに炎症性色素沈着、脱色素斑、瘢痕などが生じる場合がございます。照射の強度が適切でない場合、あるいは施術後の紫外線ケアが充分でない場合などに起こります。
痛み 照射部位が軽いやけど状態となり、ひりひりとした痛みを生じる場合がございます。通常、数時間~1日程度で痛みは治まることが多いです。
かさぶた 施術後数日経過すると、施術部位にかさぶたができます。無理に剥がすのではなく、自然に剥がれ落ちるのをお待ちいただきますようお願いいたします。
万が一、上記のような症状が強く表れる場合は、ただちに当院へご来院ください。医師による診断、薬剤の塗布など、責任を持って適切な処置を実施いたします。

◆ご案内が難しい方

下記に該当する方は、安全上の理由から施術をお控えいただく場合がございます。誠に恐れ入りますが、あらかじめご了承くださいませ。また、ご不安な方は施術前に医師へご相談くださいませ。
☑過度な日焼けをされている方
☑光過敏症、てんかん、けいれんをお持ちの方
☑妊娠中、または妊娠の可能性のある方
☑授乳中の方



神田鈴木皮膚科では経験豊富な医師がご対応いたします。
しみやそばかすの治療、IPL光治療NordlysやQスイッチルビーレーザーでの施術について、ご不明な点等ございましたら、千代田区・神田駅徒歩1分の神田鈴木皮膚科へお気軽にご相談ください。

根本原因を追究し
再発予防・治療の最適化を Contact

「薬を塗っても治らない」「何度も繰り返す」は皮膚科専門医できちんと診断、しっかり治療しましょう。
ビジネス街の中心に位置していることもあり、忙しい患者さまをなるべくお待たせしないよう
待ち時間の短縮に日ごろから努めています。