ヘルペス・帯状疱疹

ヘルペスとは?

ヘルペスとは、小さな水ぶくれが集まった急性炎症性皮膚疾患のことをいいますが、単にヘルペスというと単純疱疹や帯状疱疹を指すことがほとんどです。

単純疱疹とは?

単純ヘルペスウイルスの感染により、皮膚や粘膜に小さな水疱やただれがあらわれます。初感染ではウィルスに対して免疫をもっていないために高熱などの全身症状を伴いますが、無症状の場合もあります。再発の場合は、すでにウィルスに対し免疫ができているため、一般に軽症です。

 単純ヘルペスウイルス(HSV)には2種類あり、HSV-1は顔面、特に口唇に再発し、HSV-2は下半身、特に性器に再発を繰り返します。

単純疱疹はどのように感染するの?

HSV-1は、水疱やただれなどの病変部や唾液などとの接触、また咳やくしゃみなどによる飛沫感染、さらにウィルスに汚染された手指や器具などから感染します。多くの患者さんは小児期に感染しており、40代以上の日本人はほぼ100%感染しています。

HSV-2は主に性行為で感染します。

単純疱疹はどうやって治すの?

原則的には抗ウィルス薬の内服が基本ですが、患者さんの状態によっては外用薬を使用します。

リジンというアミノ酸のサプリメントで発作を抑えられることもあります。

帯状疱疹とは?

帯状疱疹ウィルス(VZV)に初めて感染したときには水痘(水ぼうそう)になりますが、このとき主に皮膚にできた発疹から神経を伝わり体内にウィルスが潜伏するといわれています。帯状疱疹とは、潜伏していたウィルスが何らかの誘因で再活性化して発症することをいいます。

帯状疱疹の原因は?

体内に潜伏していた帯状疱疹ウィルスが再活性化することが帯状疱疹の原因ですので、ほかの人から感染して帯状疱疹になるわけではありません。

再活性化の誘因としては、過労や悪性腫瘍の合併など免疫機能の低下、手術や放射線照射などが挙げられます。ウィルスが再活性化されると神経節内で増殖し、知覚神経を通って表皮に達して表皮細胞に感染・増殖します。そして皮膚の赤い盛り上がりや水疱が神経の走行に沿って帯状にあらわれます。

帯状疱疹はどんな症状?

神経痛のような痛みや知覚異常、かゆみが数日から1週間ほど続き、やがて虫刺されのような赤いポツポツがあらわれます。この時期に軽い発熱やリンパ節の腫脹、頭痛などの全身症状がみられることもあります。

その後まもなく赤い水ぶくれが多発します。水ぶくれの中身ははじめ透明ですが、次第に黄色い膿疱となり、6~8日で破れてただれまたは潰瘍になります。

皮疹があらわれてから1週間までは紅斑や水疱がつぎつぎと出現し広がりますが、その後は終息に向かい、約2週間でかさぶたとなり、3週間後にはかさぶたは脱落し治癒します。
神経痛は皮膚の症状が治った後も続くことがあります。

帯状疱疹はどうやって治すの?

帯状疱疹は、初期に軽症であっても、適切な対応をしないと重症化する病気です。

治療としては、できるだけ早く抗ウィルス薬の全身投与を行い、重症の場合は入院して点滴静注することが必要です。局所では、非ステロイド抗炎症薬(初期)、水疱ができたあとは細菌二次感染を防ぐために化膿疾患外用薬、潰瘍形成したものには潰瘍治療薬を貼布します。

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