アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴った炎症が慢性的に続く皮膚の疾患です。 皮膚の乾燥やバリア機能の異常に、さまざまな刺激やアレルギー反応が加わって生じると考えられています。

どんな症状?

強いかゆみと湿疹

強いかゆみをともなう湿疹が発生し、良くなったり悪くなったりを繰り返し慢性的に続きます。かきすぎて化膿し痛みをともなったり、周囲に広がってしまうこともあります。

皮膚に刺激が加わると悪化

汗や汚れ、紫外線、乾燥、チクチクする素材の衣服、化粧品やヘアケア製品の成分による刺激、また皮膚をかくことでも症状は悪化します。

皮膚の乾燥とかさかさ

皮膚のかさかさときめ粗い状態になり、その部分から湿疹が出てくることがあります。

どうやって治すの?

アトピー性皮膚炎は遺伝的素因のほか様々な悪化要因をもった皮膚病ですので、残念ながら現時点では病気そのものを完全に治す薬はありません。したがって、症状を和らげ悪化を防ぐ対症療法が治療の基本となります。

アトピー性皮膚炎に使われる薬

外用薬には下記のような薬があります。重症度や年齢に応じ、それぞれの患者さまに合わせて処方されます。

ステロイド外用薬

アトピー性皮膚炎の炎症を十分に鎮静することができ、その有効性と安全性は科学的に立証されています。

カルシニューリン阻害外用薬(タクロリムス軟膏)

アトピー性皮膚炎の新たな治療薬として1999年に登場した薬剤です。
刺激性はありますが、長期に使った時の副作用が少ないことが特徴的です。

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「薬を塗っても治らない」「何度も繰り返す」は皮膚科専門医できちんと診断、しっかり治療しましょう。
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